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WEBシステムのバックアップにはノートPCとUSB HDDがあればいい

2009 年 9 月 2 日 tdtsh

toC の Webサービスに携わる様になって、10年弱になろうとしている。

最初の方は、顧客から預かったシステムの運用をやっていた。
色んな商用バックアップ製品を使えて楽しかった記憶はあるけど、テストや訓練以外でのリストアって殆どした記憶が無い。
バックアップよりもリストアの方が超大事なんだけど、リカバリが必要な障害って、実はなかなか起こらない。
本番環境と同等の構成が取れるだけのハードウェアを用意できる案件も、そんなに多くない。

その後、主に自社運営のWebサービスをずっとやっている。
Webサービスそのものはあんまり儲かるモンでも無いので、何処の現場でも開発兼運用だ。
システム運用者を置ける事も少ないので、監視とかだけアウトソースするケースが多いと思う。
ハードウェアは n+1 の冗長性が有ればマシな方で、酷い時は全く予備機さえも無い事もある。
開発機もステージング環境も何ソレ?みたいな感じが多い。
そんな訳だから、高価なバックアップソリューションを使えないし、仮に使ったら、リカバリのオペレーションの平準化が難しくなる。ただでさえ属人化がハンパ無いのに、MTTRはワタシに依存しちゃう。

ミッションクリティカルな基幹系の業務システムなら兎も角、Webシステムの運用要件は比較的ユルい。
勿論規模によるけど、アクティブユーザが数万人レベルなら、1日落ちてもニュースとして取り上げられる事は殆ど無いと思う。
to CのWEBでユーザと厳しいSLAを締結する事も、あまり聞いたことが無い。
あ、でもケータイの公式サイトは別ね。

なので、基本的にバックアップは1世代、rsync と robocopy で同期しちゃう感じでやってます。
バックアップ先はウォームスタンバイ機があればソコ、無い場合は古いノートPCにUSB HDDに。
バックアップバッチは開発機で作ってSubversionに保存してある。開発機が壊れてもOK。
robocopyやrsyncでUSB HDDに配備しているから、ノートPC壊れても、差し換えるだけで復旧。
MTTRを下げる為に、保存先への帯域幅はなるべく太くするのがミソね。

なんだったら、そのノートPCで一通り動く環境にしておくといい。
ちょっとしたディザスタリカバリに使えるかもしれない。

例外として、バージョン管理が必要なもの(コードとか)は、CVSやSubversionを使ってます。
あと、RDBMSのバックアップセットは、バッチ組んで数世代コピーを置いといてある。

これらは、クラウド・コンピューティング化したら必要の無くなるノウハウなんだろーなぁ。

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