「一般社団法人ブロードバンド推進協議会が23日に開催したシンポジウム「三木谷浩史・孫正義が語る『国民の、ITによる、日本復活』~ブロードバンドアクセス100%がもたらす国民生活の変貌とポテンシャル~」では、同協議会の代表理事である孫正義氏の講演のほか、楽天代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏による講演や、両者によるパネルディスカッションも行われた。
約2時間に渡るシンポジウムの模様はUSTREAMでネット中継されたほか、Twitterには専用ハッシュタグが設けられた。会場には一般聴講客や関係者向けに1280席を用意、最終的にほぼ満席になったという。
さらに今回のシンポジウムは、民主党・自由民主党・みんなの党に所属する衆議院・参議院議員ら41名が来賓として名前を連ねており、政治的アピールの濃さが際だっていた。」
【三木谷浩史・孫正義が語る「国民の、ITによる、日本復活」】 NGN=ネクスト・ガラパゴス・ネットワーク、三木谷浩史氏が批判 -INTERNET Watch
要旨まとめ
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ネットビジネスは中小企業や地方経済にとって有望、内需拡大に貢献する
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医薬品のネット通販規制など、役人の“ガラパゴス規制”を批判
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「Next Generation Networkではなく、ネクスト・ガラパゴス・ネットワーク」
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NGNは利用者を囲い込むための独自仕様によって国際性が低く、事業者間のサービス競争も生まれない※
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日本独特の規制を整理・撤廃し、世界標準へ改めるべき
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総務省の「光の道構想」を推進し、国内全世帯へ光ファイバー網を整備することによって生まれるパラダイムシフトの意義は大きい
※一応補足:NGN自体はITU-T勧告、問題としているのはNTTが進める日本版NGN
ISDNで大コケし、ソフトバンクの外圧でしぶしぶADSLを始めたNTTが、がんばって進めているのがNGN。
一般人にとっては「光ネクスト」な訳だけど、何ソレBフレッツとどう違うのと言われると今のところ特に無いから説明が正直キツイ。
法人の方も個人的にはたいした需要は無いと思っています。
FAXが高画質で安く送られる様になるからって、回線を敷設しなおしてFAX複合機買いなおしますかね。
ISPとNTTが地味に対立しているとか、IPv6のマルチプレフィックス問題がどうのこうのとかは、普通の人にとっては知ったこっちゃ無いですけど、政治家の人には一応知っておいて頂きたい。
そういう意味で、今回のシンポジウムは、「民主党・自由民主党・みんなの党に所属する衆議院・参議院議員ら41名が来賓」との事ですので、有意義だったんだろうな、と思います。
ちゃんと参加&寝ないで聞いていれば。
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「光の道」関連の主な発言まとめ
iPadの勢いが尋常じゃない。
販売台数が3ヶ月弱で300万台を突破したらしいですね。
iPhone 4のローンチも、初日で60万台の予約という事ですから、軽く過去を超える大成功になることは間違いないでしょう。
Android携帯はさらに凄い勢いらしく、毎日16万台販売しているとか。日本ではまだあまり実感が無いけど、iPhoneを凌ぐ勢いで増殖中らしいですね。
そんな中、非常に残念な感じなのがauです。
「国内最大手のNTTドコモや第3位のソフトバンクモバイル、そして第5位のイー・モバイルなどがこぞって第3世代携帯電話として「W-CDMA」方式を採用する中、1社だけ「CDMA2000」方式を採用していることから、話題のiPhoneをはじめとしたW-CDMA方式対応の海外製スマートフォン獲得競争の蚊帳の外となっている国内第2位のKDDI(au)。
また、KDDIのCDMA2000サービスは第2世代携帯電話サービスとの互換性を維持するために、使用している800MHz帯の上下の帯域が海外と逆転しているため、海外でリリースされているモトローラの「Droid」をはじめとしたCDMA2000対応のハイスペックなスマートフォンや、年内に登場するとウワサされているCDMA2000版のiPhone 4をauでは利用できない……という声を聞くことがあります。
~中略~
KDDI:
事実関係から申し上げますと、最新モデルではすべてが旧800MHz帯、新800MHz帯、2GHz帯のトライバンドに対応しており、800MHz帯に関しては新旧を併用する形となっています。ですので、新800MHz帯への移行を終えた後に新800MHz帯と2GHz帯のみをサポートした端末が発売される可能性はあるかもしれません。
また、旧800MHz帯のみをサポートした端末については現在、機種変更をお願いしているところです。
~中略~」
「CDMA2000 版iPhone 4」や「HTC EVO 4G」などはauで使えるようになるのか、KDDIに聞いてみた – GIGAZINE
頑張って設備の刷新をしている最中だとか。
日本国内でイマイチスマートフォンがぱっとしないのはauだけの問題では無く、移動体通信の周波数の割り当て、つまり電波行政がいいかげんだった為、キャリアは世界のデファクトスタンダードと異なる周波数を使用する事になり、優秀な海外製のスマートフォンを日本で使うことが難しくなったためです。
逆も然りで、まだまだ技術力は高いであろう日本の優秀な携帯電話も、世界では使えないとはいかないまでも、繋がりにくい携帯電話になってしまう為、ますます日本のメーカーの国際競争力が低下しています。これがいわゆるガラパゴス携帯です。
先日も書きましたが、このままでは日本で将来iPhoneやAndroidが日本で使えなくなる可能性もあります。
先日の光の道討論でもあった池田信夫さんの電波ビッグバンの提案が、日本の喫緊の課題だと言うことです。
この手の電波行政の話は、既得権を持つ側であるメディア(テレビ、新聞、ラジオ)では全く報道されませんので、インターネット上で呼びかけていくしかありません。バカと暇人ばかりのネトウヨの戯言とばかりに、無視され続けるのでしょうか。
しかし今回は違います。
孫正義さんがTwitter上で原口総務相に直接よびかけた結果、決まりかけてた周波数割り当てを大臣が「再検討」させているのです。
総務省がパブリックコメントを募集中です。
孫さん、原口総務相、GJです。
ITこそ成長戦略の要ですから、まずは電波割り当ての国際標準準拠と最適化を実現して欲しいものです。
もし電波ビッグバンが本当に実現したならば、私たちはソーシャルグラフの持つ力が日本の歴史を変えた瞬間を目撃することになるでしょう。
2010-12-01 追記
本当に700MHz帯の電波オークションが実施されそうです。
実現したらならウレシイなぁ。
池田信夫 blog : 700/900MHz帯の再編について* – ライブドアブログ
テレビ局の「ごね得」を擁護する朝日新聞 : アゴラ – ライブドアブログ
先日、孫正義さん、池田信夫さん、夏野剛さんによる光の道討論が行われたと当ブログでも書きました。
早速テキストに書き起こしてくださった方がいます。ご苦労様でした。
【書き起こし.com】孫正義VS池田信夫「光の道」対談(夏野剛司会)
わたしも一度UStreamで見てはいましたが、今一度全部読んでみました。
光の道も大切ですが、電波の再編は喫緊の課題です。
これは討論のお三方の共通意見でもありますが、司会役の夏野さんがアゴラの記事で詳しく書いておられます。
周波数政策と通信業界の競争戦略 ― 夏野剛 : アゴラ
既得権を持つ側のテレビ局や新聞社はこれを報道する事はありません。
今わたしに出来る事は、出来るだけ関心を持ち続ける事と、この事実を出来るだけ広める事です。
「このままでは将来iPhoneやAndroidが日本で使えなくなります」と言う部分は、技術に明るくない人にでも説明しやすいですね。
昨日の20時からはじまった、孫正義さん、池田信夫さん、夏野剛さんによる光の道討論をUstreamで見ました。
見逃した方はアーカイブでどうぞ。
「光の道」2 part1
「光の道」2 part2
池田信夫さんも早速ブログに書いておられます。
池田信夫 blog : 「光の道」討論について
ネット上でも賛成意見、反対意見が出始めています。
賛成意見
光の道?いいんじゃない? – Re:Life
光の道について Sakamori’s Blog/ウェブリブログ
孫正義 vs 池田信夫氏 司会 夏野 光の道対談のUst中継: since20090315
孫正義VS池田信夫~光の道対談 おもしろかった。 : Anti intel !?
反対意見
鈴の音情報局blog 孫 正義VS池田 信夫~光の道対談
ネット社会の闇~Blog編~ 光の道構想
私は前半の20分位を見逃しましたが、それ以外はほぼ全て視聴できました。
途中、飯くったり、子供たちの風呂を手伝ったりしましたが、iPadのおかげで視聴し続けることができました。いやiPad便利ですね。WiFiですが、途中で2回位途切れましたが、ほぼストレスなく視聴できました。横に流れるTwitterの更新の早さが尋常じゃありませんでした。
子供たちは何事かといった反応で、iPadから流れるオッチャン達の討論にしばらく食い付いていました。意味は全く判らんでしょうが。
討論は2時間の予定が、結局3時間半弱くらいになりましたが、わたしは熱い討論に最後まで釘付けでした。
前半は主に光の道構想の詳細な計画について、既存のメタル回線の維持費用が高すぎるとか、そんな話でした。
電波行政の問題点、メタル回線の維持の問題、それからITは成長のエンジンだ、と言う点では3名はほぼ意見が一致している事もあり、討論でありがちなかぶせ合いとかもなく、孫さんも思う存分話す事ができたと思います。
それでいて、適度なタイミングで質疑が入り、話の展開が判り易く、司会の夏野さんの仕切りが上手だなぁ、と言う印象でした。
最後の1時間位にはコンテンツの話になり、孫さんから電子カルテや電子教科書のプレゼンもありって議論が白熱してきて、かなり面白かったです。
コンテンツが先かインフラが先かは、卵と鶏の話と似ていますが、私個人は、インフラありきてコンテンツは後からついてくると思っていますし、孫さんみたいに熱い男は好きなので、光の道構想には基本的に大賛成です。
ただ、NTT構造分離の話は、感覚的には賛成ですが、過去の経緯や政治的なしがらみについて知らない事が多すぎて、アンケートでは「わからない」と答えておきました。
電波の再編については、アンケートでも9割5分くらいは賛成でした。
当然私も賛成です。
今の私に出来る事は、この事実を出来るだけ多くの人に伝える事くらいしかできませんけど、応援したいと思います。