読みました。
テレビでの池上さんの解説はわかりやすいし、言葉の選び方とかコツがあるんじゃなかろうかと思っていたので、見付しだい衝動買いしたもの。
ホラ、技術屋って時に大切でしょ、わかりやすく伝える事も。
お金を出して貰うために、非技術者にプレゼンとかするでしょ。
本書は、まず最初に聞き手に地図を渡す、と言うルールについての説明から始まります。
私にとって、それが一番の気づきでした。
簡潔に結論から伝える事が普段多いですが、改めねば。
読みました。
残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法
能力は開発できない、何故なら能力の大部分は遺伝できまるから、やっても出来ないのだ。
遺伝子で決まるんだから、子供の成長に親は必要ではない。
そして自分は変えられない。
あらゆる生物は、遺伝子を後世に伝えるように最適化されている。
僕たちは幸福になるために生きているけど、幸福になるようにデザインされている訳ではない。
日本の企業は解雇規制のため労働者の流動性が極めて低く、どれほど理不尽な待遇でも逃げられない、典型的な伽藍だ。
Linuxなどのハッカーコミュニティはその反対で、グローバルで開けた舞台(バザール)での評判獲得ゲームであり、楽しいから幸福度がたかい。
伽藍を捨てて、バザールに向かえ。
あなたにふさわしい場所はそこにある。
という内容です。
主張はよくわかりますが、結論自体は言い尽くされた内容です。
それよりも、能力は遺伝で決まる等の話がとても興味深かったです。
やや主観的すぎるところもありますが、最後まで面白く読めました。
おすすめです。
最近感想文ばっかりですが、読みました。
前にも書きましたが、この手の本は好物です。
内容を要約すると、食糧危機は起こらない、何故なら生産力の向上でむしろ余っているから。発展途上国が経済成長しても欧米人並に肉喰う訳じゃ無い、日本の経済力はマグロの買い負けする程低くない、経済成長の過程で人は教育を重視するから出生率は減り人口爆発は局地的にしか起こらない、バイオ燃料は農業保護の一環だから気にしないでいい、世界にはまだまだ食糧生産の余力がある、です。
この本を読むと、ブッシュ政権のバイオエタノールや管政権の農業戸別保障制度が、何故行われるのか判ります。
カロリーベースで30%台の日本の食糧自給率も、計算方法を聞けばずいぶんと印象が変わるものです。
有権者たるもの、読むべしです。
なんとか読みました。
紙の本は384ページらしいですが、私はiPhoneアプリ版を、セールで900円の時に衝動買いしたのです。
途中アップデートで文字の大きさが可変になってからはページ数が表示されなくなったので記憶があやふやですが、iPhone版では確か1500ページ弱位でした。
読むのに結構時間かかりました。
内容を要約すると、正義とは何か、過去の哲学者の考え、それを支持する幾つかの立場からの意見を踏まえて議論しよう、と言う所です。
マイケル・サンデル教授が30年近くハーバード大学で行ってきた政治哲学の講義「Justice(正義)」の中で得た知見を編纂したものです。
「難破船の船長と乗組員3人がボートで漂流していた。雑用係の少年が我慢できず海水を飲んだ結果衰弱して今にも死にそうだった。やがて食料が底を尽き、船長は「誰かを食べよう」と提案した。船長は少年を殺し、彼を食べる事で3人は生き延びた。3人は救助され、帰国後に逮捕された。果たして、この場面で少年を殺すことは道徳的に許されるだろうか。」
こんなんが沢山出てきます。
今までなんとなく自分はリバタリアンの立ち位置に近いんじゃ無いかな、と思っていましたが、本書を読み終えた後はちょっと違うな、と思いはじめました。
決して読みやすい本とは言えないけれど、「正しさ」と「善」について、より深く考えるきっかけになると思います。
読みました。
薄いんで一気に読めます。
対象として学生に語りかける感じで判りやすく書いてあるんで、誰でも読めると思います。
内容は、太陽光発電と電気自動車で日本の未来は明るいよ、でもそのためには結構ムリして急がないといけないよ、です。
著者の清水 浩さんは慶応義塾大学教授で、電気自動車Ellicaで有名な方です。
Elicaは自動車メーカーのEVとは根本的に違う思想で作られた電気自動車で、時速370kmで走る事が出来たりします。
たとえばインホイールモーターといって、既存の内燃機関の自動車と違い、モーターが1つ1つのタイヤにダイレクトにセットされていたり、そのタイヤが4つではなく8つだったりします。
ただ、かなりカッコ悪い様な・・・
テスラのロードスターは欲しい人も多いだろうけど、Elica欲しい人はまぁ少ないだろうなぁ。
それでも、中身は素晴らしい。
本の中身も。
クルマと家を買おうと思っている人全員に読んで欲しい。