エンジニアの時代|渋谷ではたらく社長のアメブロ
この記事、
少し前に社内向けに作ったプレゼン資料と内容が凄くかぶっています。
だから、我が意を得たりと言うか、ちょっと嬉しくなりました。
特に、
・ネットサービスはローンチ後にスピーディーに改善を積み重ね
なければならないため、内製化が鍵。
ここは激しく同意です。
産み出す苦しみより、育て上げる難易度の方が遥かに高いです。
最初に外注で作ってしまうと楽だけど、内製できる技術力が無いからといってそれをすると、自分たちで保守出来ない様になる危険性が高いです。
極端な話、ボタン1個増やすのに見積もり取って稟議あげて・・・とかあほらしい事になる。
それならば少し遠回りでも、基本的に自分たちで作る、足りないパワーはうまく外のマンパワーを借りるとか、SaaSと連携するとか、コアな部分だけを内製する努力をする方が良い。
・twitterやiphoneの良さは企画書や口頭の説明では解らない。
プロトタイプ(試作品)を造れるのがエンジニアの強み。
これも激同です。
私の言い方ではWEBサービスは特にウォーターフォール型よりアジャイル型、スパイラルアプローチでの開発が向いている、となります。
反応を見ながら作っていく事が大事。時には壊して作る。
ユーザ自身も、経営層も、そして開発者や企画者も、実は何が欲しいのか、何がユーザに受け入れられるのか、事前に判っていない。
ユーザにニーズを聞いてから作ると、極端な話しょーもないモンが出来る。
大勢で相談しながらみんなで仕様を練り上げると、無駄が多く高機能な割には焦点がぶれまくりとか性能が悪いとかのアホなシステムになってしまう危険性が高い。
プロトタイプか、最低でもモックアップがありきで、それをたたき台にしてブラッシュアップしていく方法の方が良いです。この方法で議論を大勢でするのは大いに結構。
それでも、ユーザが知覚する情報、デザイン、コンセプトの一貫性は、誰か一人が責任を持つ事で担保した方が良いです。
船頭が多いと船が山を登る事があると聞いたことがあります。
・ソーシャルアプリ、クラウドによってより小資本でスピーディーに
事業を立ち上げられるようになった。
ですよね。
だからといって起業する程身の程知らずではありませんが、中小企業ほどクラウドを活かさない手は無い。
・スマートフォンの急激な伸びによる新たな事業機会
スマートフォンに加えてiPadのようなタッチパネルでタブレットなデバイスが伸びるでしょう。何故なら、情報を消費するだけの普通の人々にとって、パソコンなんて判りにくいモンを使わせようと言う事自体が間違ってます。
これらのデバイスの普及は、デジタルデバイドがある程度解消されるチャンスです。
もうちょっと普通の人向けのサービスが求められるんじゃ無いですかね。
最大の問題は、どうやってマネタイズするかですね。
WEBサービス単体で利益を上げるのは、バンドマンがメジャーデビューする事よりも難しい。
iPadの勢いが尋常じゃない。
販売台数が3ヶ月弱で300万台を突破したらしいですね。
iPhone 4のローンチも、初日で60万台の予約という事ですから、軽く過去を超える大成功になることは間違いないでしょう。
Android携帯はさらに凄い勢いらしく、毎日16万台販売しているとか。日本ではまだあまり実感が無いけど、iPhoneを凌ぐ勢いで増殖中らしいですね。
そんな中、非常に残念な感じなのがauです。
「国内最大手のNTTドコモや第3位のソフトバンクモバイル、そして第5位のイー・モバイルなどがこぞって第3世代携帯電話として「W-CDMA」方式を採用する中、1社だけ「CDMA2000」方式を採用していることから、話題のiPhoneをはじめとしたW-CDMA方式対応の海外製スマートフォン獲得競争の蚊帳の外となっている国内第2位のKDDI(au)。
また、KDDIのCDMA2000サービスは第2世代携帯電話サービスとの互換性を維持するために、使用している800MHz帯の上下の帯域が海外と逆転しているため、海外でリリースされているモトローラの「Droid」をはじめとしたCDMA2000対応のハイスペックなスマートフォンや、年内に登場するとウワサされているCDMA2000版のiPhone 4をauでは利用できない……という声を聞くことがあります。
~中略~
KDDI:
事実関係から申し上げますと、最新モデルではすべてが旧800MHz帯、新800MHz帯、2GHz帯のトライバンドに対応しており、800MHz帯に関しては新旧を併用する形となっています。ですので、新800MHz帯への移行を終えた後に新800MHz帯と2GHz帯のみをサポートした端末が発売される可能性はあるかもしれません。
また、旧800MHz帯のみをサポートした端末については現在、機種変更をお願いしているところです。
~中略~」
「CDMA2000 版iPhone 4」や「HTC EVO 4G」などはauで使えるようになるのか、KDDIに聞いてみた – GIGAZINE
頑張って設備の刷新をしている最中だとか。
日本国内でイマイチスマートフォンがぱっとしないのはauだけの問題では無く、移動体通信の周波数の割り当て、つまり電波行政がいいかげんだった為、キャリアは世界のデファクトスタンダードと異なる周波数を使用する事になり、優秀な海外製のスマートフォンを日本で使うことが難しくなったためです。
逆も然りで、まだまだ技術力は高いであろう日本の優秀な携帯電話も、世界では使えないとはいかないまでも、繋がりにくい携帯電話になってしまう為、ますます日本のメーカーの国際競争力が低下しています。これがいわゆるガラパゴス携帯です。
先日も書きましたが、このままでは日本で将来iPhoneやAndroidが日本で使えなくなる可能性もあります。
先日の光の道討論でもあった池田信夫さんの電波ビッグバンの提案が、日本の喫緊の課題だと言うことです。
この手の電波行政の話は、既得権を持つ側であるメディア(テレビ、新聞、ラジオ)では全く報道されませんので、インターネット上で呼びかけていくしかありません。バカと暇人ばかりのネトウヨの戯言とばかりに、無視され続けるのでしょうか。
しかし今回は違います。
孫正義さんがTwitter上で原口総務相に直接よびかけた結果、決まりかけてた周波数割り当てを大臣が「再検討」させているのです。
総務省がパブリックコメントを募集中です。
孫さん、原口総務相、GJです。
ITこそ成長戦略の要ですから、まずは電波割り当ての国際標準準拠と最適化を実現して欲しいものです。
もし電波ビッグバンが本当に実現したならば、私たちはソーシャルグラフの持つ力が日本の歴史を変えた瞬間を目撃することになるでしょう。
高木浩光@自宅の日記 – 今こそケータイID問題の解決に向けて
最近高木さんが熱心に取り組んでおられる携帯電話の固有IDを認証に使うのは不適切で、要するに、携帯サイトで御馴染みの「かんたんログイン」はセキュアじゃ無いから駄目!と言う話です。
それより、高木さんとソフトバンクモバイルCTOの宮川さんとのやりとりが素晴らしかったのでメモします。
Togetter – まとめ「UDID他についてソフトバンクモバイルCTOとのやりとり」
うちの社長は、twitterとは「合脳」と表現する。多々の専門家の知恵知識に触合い「自らの脳」に「勝る脳」が触合いまさに「合脳たる判断」が可能となる。自らも負けない領域はあるつもり。但し、それも合脳前の勝手な理屈。日々失敗と反省の繰り返し。まだまだ感は否めない!
何と言う謙虚な姿勢(´;ω;`)ブワワッ
孫さんのTwitterへの取り組みもそうですけど、CSの手段としてTwitterを上手く使っている好例じゃないでしょうか。
孫さんのユーザとのやりとりには、もはや感動さえ覚えます。
ただでさえCEOやCTOが自らTwitter上でエンドユーザと向き合うなんてなかなか出来る事じゃないです。しかもその対応が的を射ているというか、鮮やかというか。
私はソフトバンク携帯ユーザですけど、元々ソフトバンクという会社にはネガティブなイメージもありましたが、最近はまんまと洗脳されています。
先日の光の道討論を見た人なら、私の気持ちが判って頂けるんじゃ無いでしょうか。
先日、孫正義さん、池田信夫さん、夏野剛さんによる光の道討論が行われたと当ブログでも書きました。
早速テキストに書き起こしてくださった方がいます。ご苦労様でした。
【書き起こし.com】孫正義VS池田信夫「光の道」対談(夏野剛司会)
わたしも一度UStreamで見てはいましたが、今一度全部読んでみました。
光の道も大切ですが、電波の再編は喫緊の課題です。
これは討論のお三方の共通意見でもありますが、司会役の夏野さんがアゴラの記事で詳しく書いておられます。
周波数政策と通信業界の競争戦略 ― 夏野剛 : アゴラ
既得権を持つ側のテレビ局や新聞社はこれを報道する事はありません。
今わたしに出来る事は、出来るだけ関心を持ち続ける事と、この事実を出来るだけ広める事です。
「このままでは将来iPhoneやAndroidが日本で使えなくなります」と言う部分は、技術に明るくない人にでも説明しやすいですね。
もしiTunesがクラウド化せず、MacとPCの母艦を許したままだと、そのうちAndroid移行ソフトが出て来て、iPhoneからAndroid に移行しやすくしただろう。
ところが今のまだiPhoneが優位な立場にいる間にiTunesをクラウド化して、写真、音楽、映像などあらゆるコンテンツデータをiTusesクラウドで管理するようになると、ユーザはiPhoneから離れられたとしてもiTunesからは離れられないだろう。人生の思い出をiTunesに預けてしまって、どうやってAndroidに移行できるだろうか。
~中略~
ユーザが最も忠実になるのは、端末ではない、アプリでもない、自分の預けたデータ(コンテンツ)である。
世界の通信キャリアはここでも失敗している。どうしようもない失敗だ。かれらは携帯電話からクラウドでつなぐサービスを真剣に提供しなかった。結果、 Googleがあらゆる情報をクラウド化してしまい、Androidと繋いでしまった。端末メーカーはAppleに対抗するため仕方なくAndroidを採用するが、基本設計でGoogleクラウドにつながるのでユーザメリットが大きく、端末メーカーはそれを拒否することがほとんどできない。
Apple iTunesのクラウド化は iPhone を完璧にする – 渡部薫 @sorahikaru : アゴラ
少し前のんですが、久々に鳥肌がたつ記事でした。
Appleは数年前から準備している。
Apple の iTunes がクラウド化するかもしれない。
多分、Facebookと連携するのではないか。
PC無しでiPhoneやiPadがアクティベート出来るようになるかもしれない(重要)。
これがすべて実現したら、本当に母艦PCはクリエイティブ以外には使わなくなりそう。
Picasa と Youtube、そしてGMailと、画像、動画、電子メールで思いっきりGoogle様にロックインされている所に、音楽をApple様に預ける事になる。
今回のWWDCではAppleからこれらの発表はありませんでしたが、Appleがその方向で色々動いている事はどうやらその通り(関連記事参照)な様ですから、タイミングの問題なのかもしれません。
個人的にはそう悪くない未来です。
が、果たして日本でうまくいくでしょうか。
iBooksみたいにならないと良いですが・・・
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